厳正な審査の結果、各賞は以下の通りとなりました。(敬称略)
なお、表彰式は下記の日程にて行われます。
期日:平成23年12月24日(土) 午後12時15分受付 午後1時開会
会場:日向市中央公民館(宮崎県日向市中町1番31号)0982-53-6867
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■青の国大賞■
富山県高岡市 齊藤 雪石
大津波これほど蹂躙されたるも海に怨みをもつ人はなし
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■小学生の部■(応募総数 1069首)
<最優秀賞>
宮崎市立宮崎南小学校5年 日髙 光貴
賞じょうが「以下同文」で略される一番最初が一番いいなあ
<優秀賞>
都城市立上長飯小学校5年 小川 茜
帰ったらザァーっと後ろで雨がふる待ってたのかな私の帰り
西米良村立村所小学校2年 牧 紘奈子
おかあさんおとうとのせわたいへんだ手足八本あったらいいのに
<優良賞>
宮崎市立宮崎南小学校4年 中倉 葉香
くつ洗い洗うと心もすっきりだシャカシャカシュッシュピカピカキッ
門川町立五十鈴小学校6年 黒木 優太
パソコンが言う事聞かず動かない飼ったばかりのペットみたいに
門川町立五十鈴小学校6年 藤本翔子
うでずもう父とは勝負にならないよ大きなオナラ足のサイズも
<佳作>
日向市立財光寺小学校6年 佐藤 遥香
産声は小さな命が誕生した大事な証耳をすませる
日向市立財光寺小学校6年 日髙 陽菜
虫たちがえんそう会をしているよ招待状はまだこないかな
日向市立大王谷学園2年 都甲 光琴
はっけよいおしたたおしたこむすびだこれでもわたし女の子だよ
日向市立大王谷学園6年 笠井 穂菜美
きもだめし初めて体験こしぬかすその名の通りきも試された
日向市立塩見小学校6年 池邊 紗和
先生はいつもボケをするからねわたしはスパッとつっこむ役だ
日向市立寺迫小学校6年 橋口 凛
六年の理科の実験不思議だなほとんど予想パッとはずれる
日向市立坪谷小学校5年 富山 海都
せみとった姉に見せても興味なしだけど犬たち興味津々
宮崎市立宮崎東小学校6年 横山 大河
妹が毎日せみをとりにゆくまだからっぽの家の虫かご
宮崎市立倉岡小学校6年 長岡 竜生
暑い夏短い命のセミの羽化見つけて何だかやさしくなるよ
宮崎市立加納小学校2年 田中 絵理
麦茶はねおいしいんだよ暑いとき汗かいたとき泣いたあとにも
延岡市立延岡小学校5年 川崎 有彩
全力で走る私を待っているバトンを渡すチームの仲間
延岡市立浦城小学校5年 橋本 太征
エコ生活地球のためにがんばるぞぼくの得意は残食ゼロ
門川町立五十鈴小学校6年 樋口 美憂
先生がおこると火をふき火事になるみんなの力で消火活動
門川町立五十鈴小学校6年 山之内 翔
ベランダの柱のすきまにヤモリいたきみはぼくんち守ってくれてる?
都城市立上長飯小学校5年 今山 拓巳
手をあげたぼくの名前がよばれるとキラリと光るお母さんの目
都城市立上長飯小学校5年 宮越 未宇
大きな木夜になったらこわいけどふさっとゆれてていい風がふく
都城市立上長飯小学校5年 吉元 海翔
弟が生まれてきたよ小さいな泣いているけどそれがお仕事
都城市立菓子野小学校4年 花村 舞
十五夜はすすきがゆれてさやさやさやきれいな月もわくわくうきうき
都城市立木之川内小学校4年 中山 晶
梅雨なのにうっかり出てきたコクワガタ朝の寒さはだいじょうぶかな
西米良村立村所小学校3年 田中 華暖
走るときばあちゃんの声聞こえたらぐっと力がわいてきたんだ
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■中学生の部■(応募総数 1509首)
<最優秀賞>
延岡学園尚学館中学校2年 押川 眞輝
試合中気づいた時はおそかった相手チームを応援していた
<優秀賞>
延岡学園尚学館中学校2年 園田 一樹
宿題はやってもやっても減らないなのびてしまったうどんみたいだ
高原町立高原中学校2年 野田 愛理沙
ピアノにはうそがつけない弾く者の心をよんで音にするから
<優良賞>
旭進学園宮崎第一中学校2年 八島 大志
被災者に会えないけれど伝えたい明るい言葉やはげましの声
旭進学園宮崎第一中学校2年 楠田 さち
ないのかな恋するハートの日焼け止め私のこころ焦げてしまうよ
宮崎市立赤江中学校2年 長友 拓也
部活動今はないけどがんばればきっともらえる背中の番号
<佳作>
旭進学園宮崎第一中学校1年 井上 舞子
えん筆に命はあると語っても誰もきいてはくれなさそうだな
旭進学園宮崎第一中学校1年 大坪 かれん
気がつけば一年経ったよ「くろ」と「ぎん」金魚すくいの残念賞たち
旭進学園宮崎第一中学校1年 山下 瑞稀
ほかほかの新米食べて思い出す田んぼの中の笑顔のじいちゃん
旭進学園宮崎第一中学校3年 楢原 正輝
ゆくゆくは離れてしまうと知りつつも仲良く出来ない年近い兄
宮崎日本大学中学校1年 寺原 綜士
黒板の枝だけの木に増えていく仲間のよさが書かれた花びら
宮崎日本大学中学校1年 日髙 莉奈
クーラーを消してホラーの映画見るなんだか少しエコした気分
宮崎日本大学中学校2年 伊藤 優花
洋服のサイズ間違え買ってきた昨年と違う私の身体
宮崎日本大学中学校3年 斎藤 知輝
おおいぬ座一等星のシリウスの日本語の意味焼き焦がすもの
日向市立富島中学校1年 那須 眞貴子
大震災津波ですべてなくなった笑顔は絶対なくならないもの
日向市立富島中学校2年 小川 恭介
「初めまして」なんか言わずに目が合えば二人はまるで赤いさくらんぼ
日向市立富島中学校2年 徳渕 玲美
音楽で変わってくれるとうれしいな傷ついた人傷つけた人
日向市立富島中学校3年 大橋 亜紀子
秋風がみんなのプリントさらってく私の不安もさらってください
延岡学園尚学館中学校2年 磯部 祐太朗
母を見て思った一つ疑問点あんな化粧はほんとにきくのか
延岡学園尚学館中学校2年 川口 日南子
青空に向って走るとなんでかな大きな声で叫びたくなる
延岡学園尚学館中学校2年 坂上 凌央
秋の夜弓道場で放たれた矢先のきらめきは夜陰を照らす
延岡学園尚学館中学校2年 夏田 麻希
夏終わり二番の歌が始まるよせみがバトンをこおろぎにへと
五ヶ瀬町立鞍岡中学校2年 渡邊 みなみ
ばあちゃんが畑で作った夏野菜栄養満点味も満点
高原町立高原中学校1年 今針山 龍人
考えるそして出てくる答えあり本当にいいのかまた考える
高原町立高原中学校2年 永野 史華
世界には目には見えないものがある絆という名の太い糸
日南市立細田中学校3年 藤井 和輝
麦の穂が光り輝くこの季節ボクも一緒に光り輝く
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■高校生の部■(応募総数 900首)
<最優秀賞>
日向学院高等学校1年 神中 順博
試合後のロッカールーム聞こえるのは謝罪の声と鼻すする音
<優秀賞>
県立日向高等学校3年 姫田 萌
ありがとういつもうるさく怒るけどあんな母になれるといいな
県立延岡高等学校1年 白川 耕
「席替えはしたくないな」という僕の隣で「なんで?」と聞いてくる君
<優良賞>
県立都城工業高等学校3年 大村 智也
不器用な僕の言葉はヤマアラシ仲良くなりたいそう思うのに
県立都城工業高等学校3年 谷口 翔太郎
面接の練習相手はあの先生本番よりも背筋が凍る
県立高千穂高等学校1年 甲斐 奎佑
ごぼう抜きしてる自分を考えるふと気がつくとスタートの合図
<佳作>
県立宮崎大宮高等学校1年 髙島 宏基
夕暮れの波打ち際にひと背伸び今日の自分を越えられるかな
県立宮崎大宮高等学校1年 中村 拓真
同点で最後にもらったフリースロー仲間の思いをボールにのせて
県立宮崎大宮高等学校2年 竪山 由花
大震災他人事じゃないと言いながら口先だけで行動しない
県立宮崎大宮高等学校2年 畑中 優志
誰かとの出会いで人は変わるものあなたが照らす私の未来
日向学院高等学校1年 上田 眞太郎
兄を追い続けた野球を辞めた今誰の背中を追いかけ進もう
日向学院高等学校1年 江藤 由佳
文化祭一緒に作ったたて看板2人でおそろい黄色い手のひら
日向学院高等学校1年 福満 麗
僕のほっぺ君を見つけて紅くなるいつかはきっと君の隣で
県立富島高等学校1年 黒木 菜丘
片思い彼へのメールカラフルで彼からのメール黒一色
県立富島高等学校定時制1年 石井 翔
久々におばあちゃんちの草むしりあつかったけど気合いでやった
県立富島高等学校定時制2年 原田 良子
想い寄せ気持ち伝える勇気なくいつか偶然会えるのを待つ
県立日向高等学校2年 田中 友子
いつまでも書いては消すを繰り返すつづった想い引きだしの中
県立日向高等学校3年 柏田 優
冷せいを装いながら会話する久しぶりだな親との会話
県立日向高等学校3年 濱田 久貴
あの時にああしておいて良かったと思える人に私はなりたい
県立日向高等学校3年 松田 貴文
母の日を忘れたふりをしておいてカーネーションをそっと差し出す
県立延岡高等学校1年 木津 佑允
宿題よお前は僕をどうしたいそんなに僕と起きていたいか
県立高千穂高等学校1年 田部 光司
学ぶことたくさん書かれる黒板は歴史もたくさん刻まれている
県立妻高等学校1年 隈江 志美
昨日より楽器の音が響かない先輩の去ったいつもの部屋
県立妻高等学校1年 兒玉 京介
新品のボールがどんどん汚れてく汚れるたびに夢に近づく
県立妻高等学校1年 髙橋 真弓
歩いてる君の歩幅に足合わす重なる足音重なる鼓動
県立妻高等学校1年 中武 昂陛
いざ告白、髪型セット完璧だ今さらながらなんて言おうかな
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■一般の部 自由題■(応募総数 377首)
<最優秀賞>
宮崎県高鍋町 西島 文代
朝市に野菜売りこむ若きらのはずめる声は初夏を呼びたり
<優秀賞>
佐賀県佐賀市 新地 浩一
勾玉の首飾りして祈りゐる君の孤独としばし向き合ふ
宮崎県日向市 上野 順子
子等のみに生きたる母と思ひ来し艶聞ありと知りて安堵す
<優良賞>
東京都八王子市 小野 晴子
百草山椎の木かげの歌碑のまへ人すぎ時すぎ思ひ出が過ぐ
鳥取県鳥取市 河上 奈津代
闇の字の中より音の飛び出して聞こえくるやう梟の啼く
宮崎県宮崎市 河野 幸生
乳飲み子の髪に母の毛刈りて足す赤ちゃん筆の注文嬉し
<佳作>
福井県越前町 木村 志げ子
暑ければ米が穫れると喜びし時代は過ぎて秋待つ心
静岡県沼津市 前川 朝子
母さんの灯籠流るゆっくりと川面に揺るる灯のふたつ
大阪府箕面市 本田 律子
メープルの黄金の森に包まれて日本の紅葉の緑を想う
兵庫県西宮市 桜田 一夫
点線が実線となりとりどりの傘の増えゆく駅前通り
高知県須崎市 野中 泰佑
体育祭のマラソンに走り汗流すこの子ら幾人町に残るや
福岡県福岡市 木田 里美
夜神楽は山河の闇を音として親子別れの舞のはげしさ
大分県大分市 山崎 美智子
玻璃の壺に挿しし水引草(みずひき)向き向きに揺れて花穂をからませており
宮崎県宮崎市 青山 良子
足萎えの姑(はは)の思いをそっと撫ずトイレの壁に遺(のこ)る爪痕
宮崎県延岡市 牛ノ濵 桂風
あくがれとふ日向のお酒にほろ酔ひて心いつしか牧水の気分
宮崎県綾町 柿内 芳子
青い海間近に見ゆる窓を開け朝の蝉聴く恋のはじまり
宮崎県宮崎市 柿原 佳子
あの人もこの人も亡い淋しさに宇宙旅行と心なぐさむ
宮崎県日向市 岸 敦子
「母さんと同じ匂い」と頬よする幼は温き陽の匂いもつ
宮崎県宮崎市 小池 洋子
なぎわたる海を漁船の帰りくる青島港に節を思ふ
宮崎県綾町 鈴木 みち子
少年ら葉陰に遊ぶ渓流の岩にジーンズ乾きつつあり
宮崎県宮崎市 間 貞雄
ふるさとに帰れば窓辺に覗き聞く川の瀬音は遠き日のまま
宮崎県高鍋町 平田 せつ子
鋸で太枝切るも身につきて寡婦逞しく七十路を生きる
宮崎県宮崎市 松元 雅子
くちびるを淡くひらきて弦月はひたすら照らす瓦礫の街を
宮崎県門川町 水永 玲子
いのししの牙もいよいよ円やかに六十過ぎて夫婦の味よし
宮崎県日南市 山脇 恵乙子
極楽も尻切れも吾(あ)も飄飄と互に群れむ夕ぐるるまで
宮崎県日向市 若藤 洋生
気が付けばテレビに向いくり返し早く逃げろと叫ぶ吾あり
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■一般の部 題詠「青」■(応募総数 367首)
<最優秀賞>
東京都八王子市 槙 あやめ
紺青の絵具を6本使い切り君とみた海完成させる
<優秀賞>
宮崎県宮崎市 年森 雄一
海青く山またあおき水の星津波に逝きし友はかえらず
宮崎県宮崎市 日髙 由里子
洗いたての車に青き空のせて君と出かくる八月の朝
<優良賞>
東京都江東区 白石 瑞紀
はつ夏のひとつひとつの田のなかに青空がある雲が流れる
宮崎県綾町 池田 寿美子
遺伝子が長生きなのよいやねぇと言いつつ友は青竹を踏む
宮崎県日向市 黒木 直行
国内に牧水ほどに名も高き今や日向はヤクルト青木
<佳作>
和歌山県串本町 清水 登
青い海下敷きにして灘の虹島と島とをつなぎけり
山口県岩国市 竹内 とし子
セピア色の写真出で来ぬ踏青の三女は二歳亡き夫も居て
愛媛県宇和島市 紙崎 照明
四万十の川面は青い空映し透けて見えるは少年時代
福岡県北九州市 白石 和子
青といふ中にあまたの青色のあれば悩める友禅染めに
熊本県熊本市 吉田 いずみ
水音にふり向かされて見届けぬ青き榧の実しづみゆくまで
大分県大分市 野尻 敏子
高千穂の峯を遠くに仰ぎ見て祝子川の青き水汲む
宮崎県宮崎市 猪俣 文惠
念入りに台所の隅洗ひをり吾子が作りし青き束子にて
宮崎県国富町 上杉 哲夫
愛染川懸崖の木の青葉濃し淵に透りて深みゆくなり
宮崎県日向市 上村 由美子
自らを絞り出すがに朝顔の花はまことの青に咲きけり
宮崎県延岡市 大森 みどり
本読みてかすむ眼をうるおさむ青き容器の冷たき雫
宮崎県宮崎市 音なぎ 正隆(なぎ=さんずいに和)
この青は他所では見ること能はずと日向灘指せり巣立ちゆく子等に
宮崎県延岡市 甲斐 田鶴子
真夏日の比叡の山に牧水の歌碑建つめぐり苔青く生ふ
宮崎県日向市 加地 優子
青馬をなだめるようにサーファーは波に飛び乗り技みがきをり
宮崎県宮崎市 河野 幸生
牧水の青く澄みたる恋ありき檳榔樹なびく浜に漂ふ
宮崎県日向市 黒木 秀美
庭先の小ぶりの青い平兵衛酢手軽にちぎり料理に添える
宮崎県宮崎市 黒木 和貴子
花の蜜吸ひゐる地蜂日に照りて動く瞬間青く光れり
宮崎県延岡市 申田 壽子
坂道を登れば青き入海の見えゆく丘に子の墓のあり
宮崎県門川町 永田 ツヤノ
次つぎと実を付け太る青きオクラ灼熱のハウスに丁寧に摘む
宮崎県串間市 野辺 俊子
蔓や葉のあをきはまりて秋立てばむらさき掲ぐ豆となる花
宮崎県日向市 山床 スミ子
朝早く地下足袋はけば生き生きと青空我を広く包みぬ

