第21回受賞者  吉川 宏志(よしかわ ひろし)


 

プロフィール(受賞当時)
昭和44年、宮崎県日向市東郷町生まれ、3歳まで過ごす。以後は宮崎市で育つ。
京都大学文学部国文学科卒業。
昭和62年、「塔短歌会」入会、平成27年より主宰。
京都新聞歌壇選者。

 

受賞歴
平成 6年、「妊娠・出産をめぐる人間関係の変容-男性歌人を中心に」で第12回現代短歌評論賞受賞。
平成 8年、『青蟬』で第40回現代歌人協会賞受賞。
平成13年、『夜光』で第9回ながらみ現代短歌賞受賞。
平成17年、「死と塩」30首で第41回短歌研究賞受賞。
平成18年、『海雨』で第11回寺山修司短歌賞受賞及び第7回山本健吉文学賞受賞。
平成25年、『燕麦』で第11回前川佐美雄賞受賞。

 

著作
◎歌集
『青蟬』『夜光』『海雨』『曳舟』『西行の肺』『燕麦』

◎著書
『風景と実感』『読みと他者』など

 

受賞作品
歌集『鳥の見しもの』
発行所:本阿弥書店 発行年月日:平成28年8月1日