牧水記念館
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牧水記念館は、昭和40年7月に「若山牧水生家保存・牧水記念館建設協賛会」を結成し、牧水の長男旅人氏に設計を依頼、全国から寄せられた寄付金などによって、生家に寄り添うように建てられた。
若山家遺族をはじめ、牧水を慕う人々の協力により、掛け軸などの貴重な資料を展示、玄関には文豪川端康成の揮毫による看板(現在は若山牧水記念文学館に展示)が設置された。牧水の妻喜志子は、『牧水は永遠に生きる場所を故郷に得ました』とメッセージを寄せている。
以来、国民的歌人若山牧水顕彰の殿堂として親しまれ、全国から多くの牧水ファンや文学愛好者が訪れた。
平成17年3月、惜しまれながらも牧水生誕120周年を記念して開館した若山牧水記念文学館に役目を引き継ぎ、37年余りの務めを終えた。
※牧水記念館の模型(縮尺:50分の1)を若山牧水記念文学館に展示している。