「文学ノート拝見」
会期:令和4年6月5日(日)~7月10日(日)
会場:企画展示室
牧水の短歌や散文などを記した文学ノートの現物を展示しています。横19センチ縦12センチのノートは、旧制延岡中学校(現 延岡高等学校)4~5年生の頃に使っていたもので、これまでに発行された全集等に掲載されていない90首を含む約270首の短歌が記されています。この他、「秋の雲」「夕あるき」と題した散文28作が記されています。
歌人若山牧水の原点に触れられる全83ページの内容を、写真と共に紹介しています。
新規収蔵遺墨展1
会期:令和4年6月5日(日)~8月28日(日)
会場:第1展示室
令和3年度新たに収蔵した牧水遺墨を展示しています。
代表歌「幾山河越えさり行かば寂しさの終てなむ國ぞ今日も旅ゆく」が書かれた掛軸は、冒頭部が「幾山川」と書かれている大変珍しいものです。牧水がこの書き方をしていることからも、この歌は「いくさんが」ではなく「いくやまかわ」と読むことがわかります。
なお、9月からは、遺墨を変えて『新規収蔵遺墨展2』を開催する予定です。